まず弁護士と司法書士の違いについてご説明します。弁護士は身近に起きる事件やトラブルについて法的なアドバイスをし、ときには代理人として相手方と交渉を行うなど法律であなたを守る人です。これに対し、司法書士は不動産や会社などの登記を行うことが本来専門の人です。弁護士と司法書士の仕事内容には、このように大きな違いがあります。
つぎに債務整理における違いについてご説明します。弁護士は債務整理の法律相談はもちろん、代理人として貸金業者との交渉や訴訟ができます。それに対し、司法書士(正しくは「認定司法書士」のみ)は個別の債権額(借金および過払い金)が140万円以下に限り、法律相談、交渉、訴訟ができるとされています。